藍住町歴史館 藍の館


●場所/板野郡藍住町徳命字前須西172−1



阿波の北方といわれる吉野川流域の農村は、日本最大の藍作地帯として知られていました。
その起源は平安時代の初期に、荒妙という布地を織っていた阿波忌部氏が栽培したのだと
いう伝承があります。最古の史料は宝治元年(1247)に町内の見性寺を開基した翠桂和尚が、
そのころ寺のあった美馬郡岩倉(脇町)の寺地染葉(藍)を栽培し、衣を染めたことを記した
『見性寺記録』です。その後に藍作は下流域一帯にひろがり、文安2年(1445)には大量の葉藍
が阿波から兵庫の港に荷揚げされた



徳島藩では藍作や藍の加工を奨励し、いよいよ阿波の
北方が藍の一大生産地となっていったのですが、特に
元禄期の全国的な木綿の普及はその染料として藍が
求められるようになった。作付面積は寛政2年(1790)
6500町歩のものが、最盛期の明治35年(1902)には
12500町と倍加しています。藩では藍師という加工業者
や藍商たちを株仲間に組織し、全国の藍市場に進出
させ、阿波の藍商たちは巨額の利益を得ましたが、これ
ら藍商たちはしばしば藩の財政窮乏を救うことによって、
三都でも蜂須賀家は「融通のよろしき阿州侯」といわれ
て信用を得ていたのです。そのような阿波藍も明治36年
(1903)にドイツから大量の安価な人造藍が輸入され、し
かも容易に染められたことから、太刀打ちできなくなり、
その後は衰退の一途をたどりました。しかしいま天然藍
のよさが見直され、正藍染めが人気を得つつあります。















    藍製品 即売 おくむら
藍の館前駐車場横に藍製品
の即売品売り場おくむらがあ
ります

この駐車場に車を停車される
方はエンジンを切ってください
 
  北海道 藤田様 藍染め体験



藍染め体験お申し込みは 藍の舘 088−692−6317まで



観光タククシーのお申し込みは下まで   
770-8071 徳島市八万町中津山4−129 
徳島個人 中村タクシ− 中 村 功
                電話 088−653−0280  
携帯 090−8281−4679    
                    n-taxi@js3.so-net.ne.jp



メインページ にもどる