四国八十八ケ寺霊場 
第十一番 藤井寺

住所  徳島県麻植郡鴨島町飯尾   電話 0883−24−2384 

宿坊 なし 駐車場は民営 200円 70台程度可能 大型車可能


弘仁年間、この地に立ち寄られた弘法大師が、渓流の水清き仙境に心をひかれた。弘法大師四十二歳の
とき、自他ともに厄難を除こうと薬師如来像を刻み、飯尾の郷に堂宇を建立して本尊とされた。現在境内の
ある所からさらに山中に入ったところにある八畳岩の上に護摩壇を築き、金剛不壊の道場として、17日間
もの間、修行をしたといわれている。そして境内に5色の藤をお植えになった。その由来から、この寺は金剛
山藤井寺の寺号となったのだという。建立した藤井寺はその昔、七堂伽藍が建ち並んで荘厳を極めたと伝
えられる。が、天正の兵火、さらに天保三年の火災に罹り堂塔、寺宝のことごとくを焼失している。これら両
度の火災の都度本尊だけは不思議にも厄難をまぬがれている。現在の伽藍は万延元年の再建であり、ま
た、前記の八畳岩には弁財天を祀り、さらに百メートル奥には奥の院があって、そこには大日如来を本尊とし
て安置している。


本堂の天井に描かれている雲龍は必見。本堂を全面改
修した昭和52年に描かれたもので、地元鴨島町出身の
林雲渓の作。30宜ほどの大きさがあり睨みをきかせた迫
力のある顔が薬師如来を守つているかのように見える。
境内に入ってすぐに目に入る立派な藤棚。見頃は4月下旬
からゴールデンウイーク中だそうだ。紫のノダ藤、八重咲き
で濃い紫のレンゲ藤に、ピンク小豆色などの藤の花が見事
に咲き競う。


本尊  薬師如来  開基  弘法大師    本尊の真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

本    堂





   本堂には身代わり薬師如来が安置されている











5月頃の弘法大師お手植えの藤















紅葉時 藤井寺












別格2番札所  童学寺   国道192号線を徳島方向へ15Km名西郡石井町

童学別格霊場第二番、四国不動霊場第十一番のお寺。弘法大師が子供時代を過こした場所で、学業成就や
開運厄除けに霊験あらたかだそうだ。大師が実際に墨をするときに使っていた水が今でも湧いていて、このお
加持水を持ち帰ることができるように、容器が用意されている。



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