四国八十八ケ寺霊場 第44番札所 大宝寺 たいほうじ

住所  愛媛県上浮穴郡久万町字管生1173  
電話  0892−21−0044

     宿坊有り 要予約 近くに国民宿舎 古岩屋荘があります
     普通車は駐車場(10台程度)まで行けますが1ケ所切り返し有り(注意必要)

本尊  
 十一面観世音菩薩   開基  明神右京 隼人
本尊の真言 おん まか  きやろにきや そわか 

参道入口脇には、おくま大師堂があり、境内には杉や檜の大木がそびえ立つ。高地であるため空気も澄み、
木々の聞から射し込む日の光が、幽玄な寡囲気を醸し出している。仁王門にある、百年に一度取り替えられ
る大草履、青い銅板葦き屋根の本堂


上 春の本堂  下 真冬の本堂




紅葉時本堂本堂

山の中にある大宝寺 本堂は、青い銅板葺き屋根が美しい。この建物は明治時代の焼失の後、大正時代
に再建された。鐘楼は2つあるが、石段を上って右側にある鐙が古いもの。左の鐘は「平和の鐘」と呼ばれ
ており、これは第2次世界大戦で亡くなった地元の英霊を供養するために建てられた。



大 師 堂

  



大師堂  
本堂の右側にある大宝寺の大師堂は、昭和59年に再建された比較的新しい建物 総檜造り、宝珠寄
棟銅板葺き

仁王門
仁王門は、納経所横駐車場から参道を下った場所にある。明治7年に焼失したため、昭和31年に再建、内部
には仁王尊を安置している。この仁王門には大きな草鞋が吊られているが、これは信者から寄進を受けたも
の。門に入りきらないほどの大きさは、驚かされる。

足摺岬の金剛福寺に次ぐ約入十`の長い 旅路で、札掛、下坂場、ひわたの三
つの大きな峠を越えるもっとも苦しい道中。札所もちょうど半分。遍路にとつてまさ
に峠の寺でもある。久万という老女が大師と出会い、その名が地名となった久万
町は、海抜490メートルの高地にあり、大宝寺の境内は樹齢数百年の杉や桧の老
樹が林立している用明天皇の時代に、明神右京・隼と人という狩人が、この地で
十一面観音を発見し安置した。その後、大宝元(701)年に文武天皇の勅願によっ
て、大宝寺の創建となった。弘法大師がこの地を訪れるのは、約100年後。大師は
山中で三密の秘宝を修し、霊場と定めた。寺運は開けたが仁平2(1152)年に火災
で焼失してしまった。後白河天皇は保元年中(1156〜59)に病気平癒を祈願した
ところ成就したので、大宝寺の伽藍を再建し、勅使をたてて妹宮を住職とした。妹宮
の死後は廟墓と五輪塔を建立して、陵権現として祀られた。朝廷との縁が深く、また−
万民衆の信仰も厚く、寺勢は隆盛だったが、天正の兵火に遭って全山が焼失した。
元禄年間(1688〜1704)になると、松山藩主加藤義明や家臣の寄進があって住持
の雲秀法師が再\興する。






納 経 所




社 務 所

近くの観光
古岩屋
国の名勝にも指定されている古岩屋。空に向かつて伸びる円錐状の轢岩が20個以上あり、100mを以上
の巨岩は必見。紅葉シーズンには特に賑わいを見せる。霧に霞む姿も幽玄な広がりを見せ、素晴らしい。
雄大な自然の美に、思わず感激。国民宿舎古岩屋荘からも見られる。

久万高原ふるさと旅行村
ふるさと感覚で楽しめるレジャースポット。江戸〜明治時代の民家や土蔵を再現し、うどんやそば打ち体験
ができるふるさと館などがある。また、久万高原天体観測館では、星天城でプラネタリウム上映を楽しめ、久
万町の星空が一望できる展望台がある

お申し込みは下まで 
四国霊場会公認先達
770-8071 
徳島市八万町中津山4−129 
徳島個人 中村タクシ− 中 村 功
電話 088−653−0280 
FAX 088−653−0480 
携帯 090−8281−4679

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