四国八十八ケ寺霊場 第57番札所 栄福寺 えいふくじ

住所  愛媛県越智郡玉川町大字八幡甲200  
     電話 0898−55−2432



本尊 阿弥陀如来

開基 弘法大師

本尊の真言  おん あみりた ていせい からうん         


本   堂

栄福寺
木々に囲まれて、じっとりとじた境内蒼社川を越えて栄福寺へと向かう。
今治市内を縫って瀬戸内海に注ぐ蒼社川。現在は穏やかな顔を見せて
いるが、昔は梅雨時などに氾濫が起こり、地元住民を苦しめてきた。
栄福寺へは、急な坂道の参道を上って行く。そのまま上るのが石清水
八幡神社へ行く道で、石段の手前を右へ曲がると栄福寺の境内である。
境内には巡拝者会館、庫裡、納経所、金毘羅堂、薬師堂、大師堂があ
る。本堂は石段を上りつめた正面にあり大師堂と本堂は、回廊で続いて
いる。本堂は古寺の趣。本堂、大師堂は山の木々に囲まれている


本堂横の回廊には、木製の車や松葉杖が奉納されている。昭和8年にここ
まで来た15歳の宮本武正さんは霊験で歩けるようになり、その時の車を奉
納したという。この寺には古い納経帳も残されている。寛政12(1800)年に、
九州から来た人のものだ。霊場巡りでは、途中に衛門三郎の墓を見たり、
札所に残る霊験の話を聞くことができる。その中で多くの遍路がこの四国の
地に足跡を残してきたことを知った。人間の信仰心とは、いつの時代にも変
わらない悠久のものなのだろう。

お願い地蔵尊
品のある可愛い顔をしている。丸い幼彦頁だが、利口そうで穏やかな表情だ。
赤い帽子をかぶり、赤いよだれかけをかけ、その前には缶ジュースやみかん
が並んでいる。誰もが「まあ、かわいい」と口にしていた。人気がある地蔵尊


大 師 堂









納 経 所


栄福寺は嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が開基したと伝えられている。大師が瀬戸内地方を巡錫した折、瀬戸内海での
海難事故がしばしば起こることを嘆き、府頭山の山]頁で海神供養の護摩を修した。すると、満願の日に海中から阿弥陀如
来が出現した。そこでこの阿弥陀如来を本尊として安置し、寺を建てた。その後、行教上人が宇佐八幡のご分身を山城の男
山に創建するためにしばしば内海を往復していたが、その途中で暴風雨に萱った。この地に漂着すると、府頭一山が男山に
似ていたため、寺の境内に八幡神を祀り、神仏習合の寺となった。別に勝岡八幡と称されていたが、神仏分離令によって、寺
は現在地に移ったという。


近くの観光
純川温泉狭せせらぎ交流館
美人湯として名高い鈍川温泉には、多くのホテルや温泉宿が有ります。温泉峡の入り口には、温泉の自動販売
機がある。交流館は湯の香漂う温泉峡の町営の入浴施設。その名の如く、渓谷のリズミカルなせせらぎを耳にす
ることができる。館内には打たせ湯や露天風呂、サウナ、ジャグジー、超音波風呂などバラエティ豊かな浴槽が
勢揃い。滑らかな湯は美肌効果があるほか神経痛、関節痛、疲労回復などの効能がある。休憩室や軽食コーナ
ーもあるので、湯上がりにのんびり腰を落ち着けてみては。温泉・の自動販売機は・100円で100リットルの湯を持
ち帰ることができる。

 
                  
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