住所 愛媛県周桑郡小松町428 電話 0898−72−2210
宿坊なし
旧 本堂
本尊
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香園寺から、国道11号に沿って1KM歩く国道11号沿いにある。山門をくぐると、 右手に大きいチシャの木があって、枝を広げる樹の下に大師堂が建っている。 短い参道の正面に本堂がある。境内に子安観音の石像が立っていて、目尻 の下がった観世音像は、慈愛に満ちてやさしそうな表情をしている。大師堂に は赤自、柄もののよだれかけがたくさん奉納されていた。この寺も若い母親の 尊信を集めているようだ。境内には鐘楼などもある。宝寿寺は天平年間(729〜 48)に聖武天皇の勅願により、伊予国一の宮の御法楽所として建立された。 このとき聖武天皇は金光明最勝王経を納めたと伝えられ、当時は金剛宝寺と 称していたという。場所も現在地でなく、近くを流れる中山川下流域の自坪に あったらしい。その後、弘法大師が巡錫したときに、光明皇后をイメージして十 一面観音を刻んで安置し、寺号を宝寿寺と改めたという。この頃国司だった越 智氏の夫人は難産で、大師に祈念を頼んだ。大師は宝寿寺境内の玉ノ井の水 を加持して、越智夫人に与えた。夫人は玉のような男子を安産し、生まれた子供 に玉澄という名前をつけた。本尊の観音は守り神として親しまれ、多くの人たちの 信仰を集め、寺は栄えたと伝えられている。 |
大 師 堂
納 経 所
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